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書けないのではなく、考えられない

2学期、2回目の講評が終わったが、授業で言った通り、ひどかった。

問題に「このエピソードとかかわらせながら」と明記してあるのに、ほとんどの受講生が、ただ自分が外国語系の専門学校にいるから、

「英語は国際共通語だ」
「日本は国際化している」

などの、何の定義も説明もないBさんの発言に飛びつき、

「やはり英語は国際共通語だ」
「やはり日本は国際化している」

だから

「日本人は英語が使えるべき」

って・・・。


あのさ、本気でそう思っているのなら、

なぜ君たちはこんな専門学校にいるんだ?英語がそんなにできる諸君なら、最低でも上智大学外国語学部、英米語学科くらいには行けているはずであろうに、なぜ行けていないクセに、そんな「でかい顔」ができるの???


に尽きる講評であった。

授業で言い忘れたことなので付け加えておくが、「一番重要な問題の条件」とは、

「このエピソードにかかわらせながら」

という条件のことである。ここを平気で忘れることができるって・・・あれだけ最初の授業で言ったやん、ということだ。


しかも、国際化などの言葉は、定義が何なのかが最も議論になる言葉の一つであるってことも、白河塾の基礎編第6講で、そのタイトルにまで含めて書いていることなのに、「国際化」の定義一つできずに、

「日本は国際化しているので(ドヤ!」

などと平気で書けるその根性、これも授業で言った通り、


本が有料なら有料で「高い~」だの何だのと屁理屈をつけて読まず、

インターネットで無料で読めるなら、「無料だからいつでも読める~」だの何だのと屁理屈をつけて、これまた読まない。


だったら君たちは、何を、いつになったら読むのだ?無料コンテンツをしっかり読み、問題を自分の頭で考え、自分の生きざまに反しない小論文を書こうと思えるのは何兆年先のことなのだ???



だから、小論文を含めた、総合判定としての合格率が低いわけだよ。


来週から後半戦である。メンバーが多少入れ替わるが、はてさてどれだけ成長してくれるやら。



補足:国際語としての英語は、「ビジネス、あるいは学術研究の場面」で、なおかつ「先進国間で競争に勝つため」になら必要なものだ。このエピソードにおける英語は、ビジネスの場面でも、学術研究の場面でも、あるいは競争の場面でもないことに注意しよう。



テーマ : 小論文
ジャンル : 学校・教育

年をとって英検1級をめざす

まだ二次試験は受けていないが、2回目のチャレンジで、英検1級一次は通った。

これも、才能だのセンスだのの問題ではなく、ただ努力をしたかどうかの問題だ。


今だから書けるが、私は大学院時代に準1級の一次を落ちている。ただの勉強不足だ。

私に、英語とやらの才能だの、センスだのがあったなら、当時も華麗に合格していただろう(苦笑)。

当時は、「英語ができなければならない!」と、それほど必死に思ってはいなかった一方で、今は、「英語ができなければならない!!」と、それこそ生死をさまよう(笑)ように思って、コツコツ努力しているという違いが、普通に結果に現れただけ、というところだろう。


以下、一次突破にもしかしたら役立つかも知れないことを書いておこう。


1 「語彙力はある、しかしエッセイは書けない」は戦略としてアホ

ネット界隈では、「part1の語彙問題25点のうち、20点を取るために旺文社のpass単を3周した」だの「5周した」だのの武勇伝(笑)をひけらかしながら、

「でも、ライティングが死亡」

という、不思議な受検生が意外と多いことに気づく。アホである。

なぜなら、一次を突破した後の二次では、与えられた5つのテーマから、1分以内に一つ選び、かつその1分以内で話す構成をまとめ、次の2分でその方向性でspeechをやり、次の数分で、面接官二人との質疑応答をやらなければならないからである。

ライティング(英検1級の場合は、あるテーマについて賛成か反対かを、根拠や具体例をつけながら主張を展開してゆく)が苦手なままで、ひたすら語彙ばかりできるようになる勉強法って、何かね?

私に言わせれば、「こういうことが書きたい」や、「この前読んだ英文にこういう難しい語彙があったけど、覚えておいたほうがいいな」、あるいは、「こういうことを主張するには、こういう語彙が必要だろうな、よし、和英で調べてみよう」などの気持ちがあって初めて、二次突破力の源にもなりうる、

「戦略的な(一次と二次の両方の対策になる)英検対策」

が展開できるはずなのだが。そういう状態でpass単だの、part1の語彙問題対策をやる人間が、

「でも、ライティング(エッセイ)で死亡」

とか、

「でも、エッセイの書き方がわからない」

などと言いながら、語彙力だけを自慢している姿が、不思議でたまらない。


自分の主張も書けない、あるいは書く訓練をしていない人間が、語彙力だけ必死にempowerできる点も誠に不思議だが、語彙力で、エッセイのひどさ、低得点を逃げ切ろうとする基本方針が、そもそも二次対策から、自分で遠ざかっているようなものだ、と気づけないのだろうかね?こういう人々は。

ま、語彙力だけを増やせるという能力自体は、私にはほとんどないものなので、誠にうらやましい限りではあるが。



とりあえずここまでをアップ。つづきはこちら



新しいことを知ろうとする行為は

今日の授業は途中から胃が痛くなってしかたがなかった。

胃の痛みに比べれば、今日は珍しく寝坊して、学校到着がギリギリになったが間に合ったことなど屁でもないくらいだ(相変わらず、言い方がアレなのは勘弁w)。


たった数名しか担当していないが、学力が低いのにトコトン頑固でまいった。

私「その単語は、Aという意味とBという意味の二つがあるけど、文脈上、Bの意味だと思って。理由は~~~だから。」

生徒C「え?この単語ってAという意味ですよね?」

私「いや、今言ったけど、~~~ということでしょ?だからBで。」

生徒C「え?この単語ってAという意味ですよね?」

私「・・・今言ったように、Bの意味。」

生徒C「え?Aの意味ですよね?」



・・・気がついたら胃が痛い。薬も飲みました。薬持ってきてて良かった。


本当はもっと長く、自然とこの単語がAという意味では不自然だとわかるように誘導的に展開したのですが、当の生徒には伝わっていなかったようです。



で、今日の受講生の全員がこんな調子。どうにもなりません。


実際に今日の生徒たちにも言ったのですが、普段友人としゃべっている口調が、判で押したように

「~じゃね?」

の連発だと、文章を読むときに何も考えていなくても、友人との会話が外見上成立してしまうために、日本語でも外国語でも、

「この言葉の意味は何か、文脈上適切か」

というチェックを全くしなくなっているのでしょう。


次のケースは、生徒が逆質問するパターンです。


私「ここ訳して。」

生徒D「この単語って~という意味ですよね?」

私「ノーヒント。自分で辞書調べて。」

生徒D「でも、この単語って~という意味ですよね?」

私「だからノーヒントだって。」

生徒D「でも、この単語って~という意味ですよね?

私「だから何で当てられてる側が逆質問してんだよ!!(怒)当たってから辞書引いていいって言ってんだから、自分で調べて文脈とつき合わせて意味考えろ!!」

つまり、こちらからの発問には明確な意図があって、「辞書を引き、複数ある意味の中から、適切な意味を選ぶ」という、地味だが外国語習得にとってきわめて重要な基礎訓練です。

それを、いちいち逆質問して、微妙なところの意味を確定してから答えようとする姿勢・・・。どこまで自分に都合よく考えればいいのでしょうかね、「世界そのもの」を。


言ってあげました。

「キミは英会話の授業でも、ネイティブに英語で質問されたら、『~と言うべきですか?』って確認してから答えるのか??」


先生 How are you today?

生徒D Should I say "I'm fine, thank you."?

先生 Yes! you should.

生徒D I'm fine, thank you.


私「アホか。」


英会話の授業でこういう会話をしていないのだったら、なぜ日本語講師の授業のときだけ、こういう甘ったれた姿勢を平気で取れるのか、その「使い分け」ぶりに、怒りを通り越してトコトンあきれました。




自ら学ぼうとする意志がないバカには、何を教えてもムダなようです。


あ、まだ上のように頭の中でシミュレートできる生徒なら、その意味不明さに気づく素地はあるでしょうが、上のようなシミュレーションができない/しようとしないレベルになってくると、こちらは黙って落とすだけです。




一方で1年生。外国語専門学校生のくせして、 problemを「問題」という意味だとわからないレベルってどんだけだよ。専門学校に来なくていいから、中学校からやり直してきてくれないかな?マジで。


全国を行脚して、たいていの「ド級戦艦レベル」には触れてきたつもりだったが、専門学校という密林は、そんな経験をはるかに凌駕する、成長意欲の希薄さに、

ただただ胃が痛くなるばかりの一日だった。



もう、MARCHレベルとか、日東駒専レベルとかという話ではない。中学レベルである。

続きを読む

「叱られ耐性」のないかわいそうな学生

どうやらこの「大前提」を共有してらっしゃらない方もいるようなので、念のために書いておきますが、

専門学校は、「約2年の授業料をいただいて、学生をお客様扱いし、授業料を満額いただけたらハイさようならをする(=学生とトラブルを起こさないまま、学生につつがなく卒業していただく)場所」では全然ありません。

専門学校とは、「入学して2年後に一人前の社会人として、少なくとも4年制大学の卒業生よりも低い学歴であることを補って余りある能力を身につけた上でデビューできる準備をするところ」です。


先日、たまたま1年生の補習授業をやりましたが、受講生約55人中、10人以上が90分遅刻、または全日欠席。何なのでしょう、この「補習なのに出席しなくてもいいと平気で思える頭の悪さ」というのは(苦笑)。


その後、ワラワラと数人が遅刻して来るも、90分遅刻して来た学生の一人が、私が説教をしている最中にほおづえをついてふてくされる。

そこで私が「人の話を聞くときにほおづえをつくな!」と怒ると、さらにムッとする。
(ちなみに、この発言は、時刻通りに来た学生にも言ってあることです。)

さらに私が「私の授業で、私の設定するルールに従うつもりがないのなら、出てってもらっていいですよ。どうしますか?」と言うと、

その学生、逆ギレをして、荷物を持ってさっさと教室から出て行く。

お約束として、ドアを閉めるときに、バタン!と、思い切りでかい音を立てて。



・・・これが、18歳~19歳の、「専門学校1年生」の、紛れもない現実です。


さらに、この学生の情けないところは、この直後に、別の先生に泣きついて、午後の授業から何食わぬ顔でまた出席をした点です。


・・・あのさ、別の先生に泣きつくぐらいだったら、なぜ逆ギレしてドアをバタン!と、思い切りでかい音を立てて出て行ったのかねえ???後先考えて行動しろよバカ。



で、読者に質問ですが、こういうバカでも、1年半後にはどこかの会社で働き始めるわけです。

で、そこで、何ヶ月「もつ」のでしょうかね?



こういうバカをのさばらせている(=適切な教育をしていない)のは、他ならぬ、このバカを通常授業で担当している教員たちです。

そして、そういう放置主義を黙認どころか、暗に促しているとも言える本部の一部にも、その責任はあるでしょう。ただ、その流れを止めようとしている「別の一部」もれっきとして存在することも、私は知っていますが。

しかし私は、教員の一員として、私が担当した以上は、通常授業がどうであるかに全く関係なく、専門学校の上記の目的を達成できるように、徹底的に「私のルール」を押しつけます。

・「人の話を聞くときにはほおづえをつかない」

・「遅刻をしたら反省する」

この程度の「私のルール」が、「わがまま」に思えてしかたがないのは、どれだけ精神年齢が低いバカガキなのでしょうかね?

こういうバカが卒業し、就職先でトラブルを起こし、「ブラック企業だ」などと吐き捨ててその会社を辞めるとしたら、一番迷惑を被るのは、このバカ学生の後輩たちなんですが、それも理解できないようです。

さすがに2年生は理解できるようですが、今年の1年生のマジョリティは厳しいですね。今後も継続して「教育」して行かなければならないでしょう。




もう一つ、こういうバカには衝撃的な事実を。普通の人には衝撃的でも何でもありませんが。

私が通常出講している予備校レベルでも、この程度の指導は普通にやっていますが、こんなことで逆ギレする生徒は一人もいません。彼らは17~18歳なんですがねえ。

なぜ生徒は逆ギレしないかって?それは、「ここで踏みとどまって努力しないと、自分の学力は上がらない=志望校に合格できない」という「将来予測」を「リアル」にできるからですよ。自分の学力を上げるためには、講師の要求に応えるしかない。そのつもりがないのなら、このクラスから出て行けばいい。それが「当たり前のこと」として、普通に理解できているからですよ。


逆に言えば、その程度の「将来予測」を「リアル」にしてこなかった、そして専門学校生になっても未だにリアルな将来予測ができないから、この程度で簡単に逆ギレができるわけですね。



まあ、どことは言いませんが、予備校でも、生徒がこのレベルで平気で逆ギレする生徒が集まるところは複数ありますがね。親御さんにとっても、予備校選択がきわめて重要な所以です。ヒントとしては、学費の高さは、予備校の質を全く保証しない、ということです。生徒一人あたりの学費が高ければ高いほど、逆にその生徒がやめないように、生徒を甘やかす予備校はいくつもあります。それで生徒が落ちても一切責任を取らないどころか、もう一年、同じ予備校に通わせようとするところさえあるのですから、困ったものです。



外国語専門学校2年生に対して「これはMARCHレベルだよ?」と言うことの意味




某外国語専門学校で英語と「日本語」を教えている。

学生の何人かはここまでたどり着いているかも知れないから、あえて書いておこう。

私は最近、特に2年の授業で、

「オイ、これはMARCHレベルの知識だぞ?
言えないって何なんだよ!(#゚Д゚) 」


と、顔文字通りに怒っているが、受講している学生の何割かは、

「え?だってここ専門学校でしょ?MARCHレベルの知識がわかっているなら
とっくにMARCHレベルの大学に行ってますが?」

という顔をしている。


何というか、こういう反応に、その学生たちの、今までの育てられ方や、「ゆとり教育」の弊害をハッキリと見て取ることができる。すなわち、

・今の、この自分が最高。私が知らないことは、復習しているかどうかに関係なく、先生が教えること。それが先生の仕事。

という、ただの無責任さである。


しっかり反論しておこう。授業でも何度も言っていることだが。


少なくとも、「外国語」系の専門学校2年生が、MARCHレベルの大学入試の英語知識もないまま、どの企業が、

「さすが外語系の専門学校生だ。即戦力になるねえ!」

などと感心するか、ということだ。



例えばこのレベルが、外語系の専門学校生の2年なのに、全く答えられない。

・「~にもかかわらず」という意味になる前置詞を二つ言ってごらん?


当てられたある学生、「わかりません」。

それどころか、

学生「なぜ私を当てるんですか?私が先生の気を悪くするようなことを何かしましたか?」

と真顔で答える。


白河「あのー、当てるときに、いちいち当てた理由を言わなければならないんですか?」

学生「いや、今先生に『コレじゃダメですか?』って聞いたことが関係しているのかと思って。」

白河「関係していません。ハッキリ言いますか?あなたの単語テストの成績が一番低いからですよ。

今までの全平均でこのクラス内で最低だよ。」



で、こういうやりとりで、いわゆる「モンスターベアレント」や「モンスタースチューデント」だったなら、

「なぜそこまで『プライバシー』をクラス内でさらすんですか!!」

などと怒るのだろうが、私の反論はこうだ。

「だったらなぜ『なぜ私を当てるんですか?』って最初に聞き返すんですか??この学生が『なぜ私を当てるんですか』と聞いてきたから、正直に理由を言ったまで。」

で、モンスター(以下略)だと、

「それでも言い方があるでしょう!」

と、論理(ロジック)ではなく、「言い方」にケチをつけ出す。

「言い方がおかしいのはその学生の方ですよ。そもそも、『学校』という場所で学生を当てて、なぜその学生に当てたのか、理由を説明しなければならないという慣例的ルールはどこにもないからです。」


ま、この学生はモンスタースチューデントではなかったので、

「今までの全平均でこのクラス内で最低だよ。」

の一言で納得したようで良かったが、今後保護者が出てくるとどうなるかわからないね。



で、私が当てて聞いた、

・「~にもかかわらず」の意味となる前置詞を二つ答えよ。

に対して、その学生、答えられず。trialとして howeverと答えたが、大外れ。それは副詞であって、前置詞ではない。



解答:in spite of O と despite O



こういうやりとりの中で、

・日本語という「自分の脳内のフレームワーク(枠組み)を形成する言語」と、

・当てられたときに、その答えをまず考えよ。外国語の専門学校2年で、この質問に答えられない、という事実を、どれだけ「今度は覚えるぞ!」と次回のリベンジにつなげるかという「脳内優先順位」


この二つがガタガタだと、いくら英語を一生懸命教えても、時間のムダにしかならないということを、改めて知った。


だから、「ここは日本語専門学校なのだ」という前提で外国語としての英語を教えなければならない、と覚悟を決めた。



ちなみに次の日、今度は予備校で、受験生に同じことを聞いた。「絶対に一橋大学をあきらめたくない!」と言っている生徒でも、答えられず。



全てが壊れている。とにかく、全てが、壊れている。


テーマ : 外国語学習
ジャンル : 学校・教育

プロフィール

・白河夜船

Author:・白河夜船
白河塾の塾長ブログをFC2ブログに引っ越しさせました。wordpressがアップグレードできず、書式をいろいろ変えたりすることが大変だったので。今後はTOEICなどにも役立つネタを書ければいいなあと思っています。

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