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河合塾のセンター試験の黒本、出ています

先週中旬から、大書店を中心に、センター試験の黒本が発売されています。

教学社のセンター試験の赤本はGWぐらいから発売されています。

収録年度数と、解説の詳しさでは、赤本より黒本の方が優れていると思っています。ぜひ、センターを受験する科目については、早いうちに過去問を手に入れて、まずは数年分やってみることを強く勧めます。

最近の受験生は、過去問をやりもせずに「今から過去問やっちゃうと、直前期にやるものがなくなっちゃう」などと、「理想的に勉強が進んでいる自分」を夢想するクセがあります。バカですか?最近のセンター試験は、英語を除けば、単なる知識だけでなく、その知識をその場で組み合わせる「考える力」が求められています。数学しかり、理科しかり、古文漢文しかりです。英語だけは、「反応スピード」を上げないことにはどうにもならないくらい問題量が増えていますが。

考える力がセンター試験で求められているということは、一学期の今から、時間制限をもうけずに、徹底的に丁寧に考えて答えにたどり着くという経験を積むことが重要だということです。ゆっくりやってできないことが、早くやってできるわけがないのですから。←まあこれも英語速読に関しては、多少の例外があるのですが。

特に現代文です。どの現代文の先生に伺っても、「センター現代文は、私大現代文に比べれば選択肢は選びやすい」と必ずおっしゃいます。ということは、早稲田などの私大現代文対策としても、センター現代文は「基礎」として十分に利用可能ということです。

あんだけ分厚くて、一冊あたり1000円前後なのですから、センターの赤本・黒本については「買わなきゃ損」としか言いようがありません。

ということは、できるだけ早いうちから、「丁寧に考えれば正解にはたどり着けるのだ」という自信を身につけるために、少なくともセンター試験の過去問は、早めに数年分は丁寧に解いておくべきだ、ということになります。もちろん、地歴や理科など、「まだ習ってない部分」が多い科目は2学期以降にしてかまいませんが。

唯一気をつけてほしいのは、赤本は、現代文の過去問の一部が、著作権の都合で収録されていない場合があるということです。国語の赤本ないし黒本ないしその他の過去問(Z会や駿台など)を買うときは、現代文の過去問がもれなく収録されているか、立ち読みして確認してから買うようにしましょう。今では赤本でも、現代文の全ての過去問を収録しているかもしれませんし。

http://shirakawajuku.com/
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駿台『システム英単語』に思う

駿台から出ている単語帳、『システム英単語』には、こんなことが書いてありました。
「多義語の罠」に注意!

この単語帳は、「出ない単語や出ない意味は覚えなくて良い」という姿勢で作りました。

例えば、多くの単語著には industry に「産業」だけでなく、「勤勉さ」という意味もある!などという記述で、受験生に多義語を覚えさせようとしています。

しかし、実際の大学入試問題を調査してみると、「勤勉さ」という意味で industry という単語を使っていたのは、たった4カ所しかありませんでした。(何年分、そしてどこまでの大学入試問題を調べたのかは不明)

ですから、「industryには『勤勉さ』もある!」というところまで、多義語を覚える必要はありません。このように、この単語帳は、覚えなくて良い意味や単語は外してあります。

と。

しかし、形容詞形である
industrial(産業の)

industrious(勤勉だ)
の区別は、いわゆる「文法四択」では、超頻出問題の一つのはずです。この二つの単語の意味の違いを覚えるときに、
「名詞形であるindustryには、『産業』と『勤勉さ』の両方がある」
というところをまず知り、その上で、
「産業」の意味で形容詞として変形したのが industrial、
「勤勉さ」の意味で形容詞として変形したのが industrious
と覚える方が、ただ結果を丸暗記するよりも確実に「楽」であるし、なにより「忘れたときのとっかかりができる」という意味で、より効率的な勉強法であると私は考えます。

この例に限らず、最近の参考書・問題集の売れ筋は、「ムダを省き、必要最小限なものに絞りました!」という謳い文句で売り出しているもののようです。その裏には、もちろんここ数年の「ゆとり教育」による「一般的な学力低下」があるのでしょう。私も現場で日々そのことは感じています。

ただ、だからと言って、何が「ムダ」なのかという議論や考察が、受験業界では少なすぎるように私には感じられます。応用が利く知識、応用が利く考え方は、英語や地歴のようないわゆる「暗記科目」のなかにも、それこそ星のようにちりばめられています。その「応用の利かせ方」で売る参考書や問題集は、残念ながら、私が本屋で立ち読みをして知っている限りでは、悲しいほど少ないのです。

だから、小論文が書けない、という現状になっているとすれば、「やっぱりね」以外、私には何の言葉もありません。

※ だからと言って、駿台の『システム英単語』という単語帳がダメな単語帳というわけではありません。例えば、apologizeは "apologize to A for B"というセットフレーズで覚えるなど、覚えやすいような工夫が施してありますし、別売りCDもありますから、参考書や問題集は活用しだいという側面も大きいですよ。

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ひさびさに三省堂書店本店に行ってきました

学校の教科書を買いたいという目的があったので、店頭で学校教科書を売っている数少ない書店である、神田神保町の三省堂書店本店に行ってきました。

お目当ての教科書は無事に買えたのですが、ついでにいくつかの小論文の参考書も立ち読みしてきました。こっちは買い始めるときりがないのであくまでも立ち読みだけ。

・・・それにしても、小論文は、参考書によって、「こう書け」だの「こう書くな」だの、根拠もなく受験生に指示するような参考書が多すぎます。小論文そのものが根拠が重要なものなのに、小論文が書けるようになるための参考書に、「こうせよ」という指示の「根拠」が書かれていない、あるいは書かれていても根拠が薄いということが多すぎます。

例えば、地歴の教科書で有名な山川出版社から出ていた某小論文参考書には、

・「ゆえに」は使うな

と書いてありました。理由を読んでみると

・「ゆえに」は、数学などの理系的な文章で使われるものだから

とのこと。あの・・・例えば「合同」の記号である「≡」などの「記号」ならまだしも、日本語で、「理系的な文章で使われる言葉」を決める権利があるのは誰なの?そんなの、誰だって決められないと私は思いますが。この筆者は、何の権利があって「ゆえに」は小論文で使うな、などと言えているのか。全くわかりません。

例えば、私も解答例で「ゆえに」は普通に使っています。大学に入った後も、レポート試験で「ゆえに」を使ったからと言って減点されたり注意されたことはただの一度もありません。

小論文講座でしつこく書いていますが、大学入試の小論文は、大学に入った後に書かされる「論文」を小さくしたものです。だから、大学に入った後で注意をされないようなことは、小論文を書くときにも注意をする必要は全くありません。

根拠を大切にした「指示」というのは、たとえばこれだけ丁寧に書かなければならないものだと、小論文講師の端くれである私でも考えますが、巷にあふれている小論文の参考書は、そうは考えない人がけっこういるのですね。情けない限りです。

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プロフィール

・白河夜船

Author:・白河夜船
白河塾の塾長ブログをFC2ブログに引っ越しさせました。wordpressがアップグレードできず、書式をいろいろ変えたりすることが大変だったので。今後はTOEICなどにも役立つネタを書ければいいなあと思っています。

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