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年をとって英検1級をめざす その2

その1からの続き。いい歳を取っても、努力次第で英検1級の一次くらいの壁は越えられる。二次はこれから。


2 読解セクションと、エッセイ、そしてリスニングで点数を貯金するイメージで



英検1級一次の分野(セクション)別配点は以下の通り。

・語彙・熟語 25点
・読解    26点
・リスニング 34点
・エッセイ  28点
--------------------
合計     113点

ここ1、2年はこのうち、78~81点ほど取れると合格のようである。合格最低点の得点率はほぼ7割。一次に合格しても不合格しても、各セクションごとの得点と、全受検生の平均得点率、合格者受検生の平均得点率が示されたものが送付されてくる。

何とか合格できた、2013年第2回一次の、全受検生の平均得点率と合格者の平均得点率は以下の通り。

・語彙・熟語 全受検生 52% 合格者 68%
・読解         58 84
・リスニング 56 78
・エッセイ 53 68

差を出してみると、
・語彙・熟語 16ポイント
・読解    26
・リスニング 22
・エッセイ 15

なんと、合格者と全受検生(ここから合格者を引けば、不合格者が計算できる)の間で、一番差がついているセクションは、語彙やエッセイではなく、読解なのだ。その一方で、語彙・熟語とエッセイでは、相対的にはあまり差がついていない。



もう一つ重要なことは、読解スピードを上げないことには、エッセイライティングの時間を確保できないことだ。語彙・熟語のpart1は、人によって解くスピードがあまり変わらないのと、リスニングはリスニングだけしかやれないことから、上の中で、「読解」と「エッセイ(ライティング)」が、ゼロサム(片方が増えれば、もう片方は減る)の関係になっている。読解のスピードが上がらないと、エッセイライティングの時間が確保できないのだ。私の考えでは、エッセイライティングにはどうしても20~25分、できれば30分はかけたいところなので、リーディングのスピードをかなり高めなければならない。このあたりが、全受検生と、合格者の最も大きな違いなのだろう。


記事その1と合わせて考えると、

・二次対策として、一次からエッセイライティングは得意にしておく必要がある。
・一次で最も差がついているのは読解である。

・したがって、readingとwritingを優先的に鍛えるのが、一次合格にとって必要不可欠であり、二次合格にとっても楽である、という結論になる。



このブログにしては珍しく、定量的なデータを分析した記事となった。ここまでをその2とする。その3はこちら。



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テーマ : 英語・英会話学習
ジャンル : 学校・教育

年をとって英検1級をめざす

まだ二次試験は受けていないが、2回目のチャレンジで、英検1級一次は通った。

これも、才能だのセンスだのの問題ではなく、ただ努力をしたかどうかの問題だ。


今だから書けるが、私は大学院時代に準1級の一次を落ちている。ただの勉強不足だ。

私に、英語とやらの才能だの、センスだのがあったなら、当時も華麗に合格していただろう(苦笑)。

当時は、「英語ができなければならない!」と、それほど必死に思ってはいなかった一方で、今は、「英語ができなければならない!!」と、それこそ生死をさまよう(笑)ように思って、コツコツ努力しているという違いが、普通に結果に現れただけ、というところだろう。


以下、一次突破にもしかしたら役立つかも知れないことを書いておこう。


1 「語彙力はある、しかしエッセイは書けない」は戦略としてアホ

ネット界隈では、「part1の語彙問題25点のうち、20点を取るために旺文社のpass単を3周した」だの「5周した」だのの武勇伝(笑)をひけらかしながら、

「でも、ライティングが死亡」

という、不思議な受検生が意外と多いことに気づく。アホである。

なぜなら、一次を突破した後の二次では、与えられた5つのテーマから、1分以内に一つ選び、かつその1分以内で話す構成をまとめ、次の2分でその方向性でspeechをやり、次の数分で、面接官二人との質疑応答をやらなければならないからである。

ライティング(英検1級の場合は、あるテーマについて賛成か反対かを、根拠や具体例をつけながら主張を展開してゆく)が苦手なままで、ひたすら語彙ばかりできるようになる勉強法って、何かね?

私に言わせれば、「こういうことが書きたい」や、「この前読んだ英文にこういう難しい語彙があったけど、覚えておいたほうがいいな」、あるいは、「こういうことを主張するには、こういう語彙が必要だろうな、よし、和英で調べてみよう」などの気持ちがあって初めて、二次突破力の源にもなりうる、

「戦略的な(一次と二次の両方の対策になる)英検対策」

が展開できるはずなのだが。そういう状態でpass単だの、part1の語彙問題対策をやる人間が、

「でも、ライティング(エッセイ)で死亡」

とか、

「でも、エッセイの書き方がわからない」

などと言いながら、語彙力だけを自慢している姿が、不思議でたまらない。


自分の主張も書けない、あるいは書く訓練をしていない人間が、語彙力だけ必死にempowerできる点も誠に不思議だが、語彙力で、エッセイのひどさ、低得点を逃げ切ろうとする基本方針が、そもそも二次対策から、自分で遠ざかっているようなものだ、と気づけないのだろうかね?こういう人々は。

ま、語彙力だけを増やせるという能力自体は、私にはほとんどないものなので、誠にうらやましい限りではあるが。



とりあえずここまでをアップ。つづきはこちら



プロフィール

・白河夜船

Author:・白河夜船
白河塾の塾長ブログをFC2ブログに引っ越しさせました。wordpressがアップグレードできず、書式をいろいろ変えたりすることが大変だったので。今後はTOEICなどにも役立つネタを書ければいいなあと思っています。

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